冷凍カテーテルアブレーションの成功率は

高周波との差はないとは聞いていましたが、

やはり、冷凍の方が快適でした。

全身麻酔と胸部麻酔の差かもしれません。

 

多くの病院でも注目されています。

なぜかというと、冷凍アブレーションの実績が

ものすごい勢いで増えているからです。

 

やはり腕の差を気にしなくてもいいのがいいですね。

 

しかし、すべての人が適応というわけではありません。

CTや多くの機械でのマッピンングが非常に重要です。

私の場合心臓の肺静脈の径が普通の人より大きく、適応になるかギリギリでした。

スポッと突き抜けないか心配していました。

 

深い眠りの後

完全麻酔から覚めた時の爽快感は良かったです。

久しぶりに、本当にぐっすり寝たのです。

 

3泊4日で退院しました。

 

昨晩は仕上げに、睡眠時無呼吸症候群のテストをしました。

寝る前に看護師さんが来て、マスクを装着していきました。あまりよく寝られませんでした。

この睡眠時無呼吸は、不整脈と関連性があると指摘されています。

 

後日ですが、医師との面談で、やはり私も持っていました。この症候群。

無呼吸状態を数回繰り返していたようです。

寝ている間のことはわかりませんから、貴重な検査ができてよかったです。

 

朝食後、シャワーに入りました。

さっぱりしました。

充実感があります。そして、何より心臓が洞調律で動いているのがうれしいです。

この何週間かで器質的変化が起きて回復しないのではないかと危惧していたからです。

 

あと半年ほど薬を飲みます。

一気に薬をやめるとあまりよくないそうです。

徐々に減らして、心臓を平常に戻します。

今回のまとめ
2回目のカテーテルアブレーションが終わりました。

1日目、剃毛のみ、ただ寝てた。

  やはり、個室が最高だと思いました。気持ちが前向きになって、

  楽観的な気持ちに慣れました。この余裕というのが大事です。

 

2日目、手術当日、尿道カテーテルを挿入、

  尿道カテールについては今後改良の余地があるように思えました。

  恥ずかしいし、痛いし、点滴ラインと点滴装着後手術室へ。 

  あわただしく準備が始まり、あっという間に終わりました。

  マスクを付けられたとたんに意識を失い、すべては人任せになりました。

    手術時間わずか90分

    本人は爆睡。病室に帰ってからも爆睡。

  家族もあきれるほどの睡眠、

   よほど、普段のストレスが溜まっていたのでしょう。すべてを忘れたのが

   よかったです。

   こんなに深く寝たことは最近ない。修学旅行で帰ってきて寝た時以来かも。

   爆睡してるので、6時間安静が苦になりませんでした。

   完全安静がつらかった一回目と比べて、全く大丈夫だった。気持ちよく寝ました。

   困りごとや、心配事から一切解き放たれて寝ることが出来たのです。

 

3日目、朝、尿道カテーテル外す、24時間ホルター装着(24時間ホルターも技術革新から、非常に軽量に

    なっていました。なにか今までの機械と比べると、薄く軽いので全然違和感がありません)

    寝る前、無呼吸時検査キット装着、

    睡眠時無呼吸症候群と、不整脈は相関性があることが確認されています。

    傷口を消毒に来る、傷口はミリ単位で小さい。

 

4日目、午前、24時間ホルター外す、傷口のサビオを取る。

    もう、シャワーに入って大丈夫だといわれる。

    お昼、計書類、保険証明書、次回予約表受け取り、会計。

    健康保険組合から、限度額の保険証をあらかじめ受付に出していたので、

    治療費10万個室料3万で計13万払って帰りました。

    家についたのは午後2時でした。

 

   胸のあたりの、曇りから日が差してクリアになりました。すがすがしいです。

   一日休んで、月曜から出勤です。

 

洞調律最高

心房細動で、違和感がある方は、検討しててみたらいいと思います。

長い間放置して、モデリングすると体が慣れて感じなくなりますが、

薬で心臓が疲れていくのは確かです。

全身麻酔で冷凍バルーンが選択できる病院があるのなら、相談してみるのがいいと思います。

 

現代の医療の進歩に感謝します。ほんとにここ数年の進歩だけでも素晴らしいですね。

医療関係者の皆さんありがとうございました。

 

今回は、全身麻酔だったので、全くの無痛、冷凍カテーテルアブレーションなので手術時間が短い、

家人の話による、「あっという間に帰ってきた」「サンドイッチを買って食べようとし

たらってきた」もう少しのんびりしてきても良かった。とびっくりしていた。

もう2度としたくないが、次回やらねばならなかったら、冷凍バルーンでお願いしたい。

いや、また、あと2~3年でまたあたらしい技術が発明されるかもしれないですね。

 

さて、総括、できれば改善してほしいこと。

尿道カテーテルです。

手術時間が長くなることがあることから必須といわれていますが、

挿入時の痛さ、挿入中の違和感、抜くときの痛さ、

そのあと、おしっこをするときの、しぶるような強烈な痛さ(3回ぐらいで)痛さが和らぐ

これさえなかったら、ホントに無痛の手術ですね。

改善してほしいことはこれのみです。

あとは、まったくなし。

なにはともあれ、私の体験は終わりました。

想えば、3年前に心房粗動で何もわからず横須賀まで行って高周波アブレーション。

私の年齢からすると、非常に早い発症といえるでしょう。

 

カテーテルアブレーションの中心は60代70代が多いようです

はじめの心房粗動から3年で全快のお墨付きをもらったのに、予期せぬ今度は心房細動発症、

地元での病院ですることの決断。

冷凍カテーテルアブレーションの技術進歩による短時間の手術がありました。

 

スポンサーリンク
おすすめの記事