心房粗動です。カテーテルアブレーション手術を受けましょう。①

心臓が壊れました。

カテーテルアブレーション体験記の始まり

突然暴走を始めたのです。

止まりません。

このまま、暴走が止まらなかったら死ぬかも。

 

心臓病って遺伝するのかな?

伯父さんは心筋梗塞であっという間になくなったそうです。

 

あまり、健康について考えたことがなかった私が心臓病になりました。

会社の健康診断ではよく血圧で引っ掛かりました。

高血圧は遺伝のようです。

 

何の前触れもなく

心房粗動になりました。原因はストレスです。

 

職場があまりよくなかったからです。

ある日突然心臓が暴走を始めました。

心臓がドクンドクンと暴れて、寝てられません、体が揺れるほどでした。

脈拍はぴったり150回/分

規則正しい波が「ドドドドドドドドド」

苦しいです。

冷や汗が出てきました。

日曜日の夜です。

この日曜日の夜の使者は、何回も訪れ、私を苦しめるのでした。

 

原因は

何度も言うようですが、たぶんストレスです。

職場の問題です。

しかし、生きていくためには仕事を続けるしかありません。

妻や子のことを考えると、頑張るしかありません。

 

しかし、高血圧がサイドの原因でしょう。

まだ、50歳になったばかりなのに。

 

確かに、職場が変わり、非常に困難で、精神的に追い詰められていました。

苦手なタイプの人がたくさんいました。

 

病名は

「心房粗動」

上室性期外収縮です。

簡単に言えば、心臓の暴走です。暴走列車、走り出したら止まらない。

苦しいの上に、心房内で血液がよどみ、血の塊が生成、

それが、血液に乗って脳まで行くと、脳梗塞を引き起こします。

脳梗塞は、危険です。助かっても後遺症もある。

 

何よりこの暴走で、心筋が疲れ切り、心不全。

 

想像するだけで怖い。

 

元気を出そうとコーヒーを飲みすぎたせいもあるでしょう。

過剰のカフェインはトリガーになります。

 

治療法は、まず血栓が怖いので、血液サラサラにする薬をすぐ飲みます。

血液サラサラとは聞こえがいいですが、血を固まらなくする薬のなので、

傷が治りにくい、歯医者に行くときは要相談

最新の薬は高い。

今までの、ワーファリンは安いですが管理が面倒で、

納豆、青汁は取ることができません。

この後、私が飲むことになるのは、プラザキサ、エリキュース錠、バイアスピリンなど

様々のサラサラ薬を毎日欠かさず飲むことになり、

抗不整脈薬も飲みます、

これがのどが渇くのです。

リスモダンやワンランをよく飲みました。

 

この話の最初がこの粗動です

完治したかと思ったら再発

次は細動

2回目は冷凍アブレーション。

そして、今は薬なしで過ごしている。

およそ8年間の物語の初めのところです。

 

 

 

これから、その物語が始まります。

今思えば、

驚きから、

あきらめ、

そして再生

となかなか人生は味があります。

しかし、その当時は

カテーテルアブレ―ションは再発が多い。だから、薦めない人も多い。

 

「不整脈は、すぐには命にかかわらない」ということがわかりました。

そして投薬(不整脈薬と血液サラサラ)を受けていたのですが

そして、

クスリを飲みながらコントロールし寿命を全うする人も多いということでした。

手術はやっぱり怖いから、

と、日本人特有の、先延ばしをしていました。

 

簡単に言えば、心房粗動の発作を繰り返し、何度もカウンターショック(AEDみたいなもの)を受け

すっかり心臓ともども疲弊し、

病院の薬局で薬を待っているときに、意識を失い倒れそのまま入院。

一生懸命グーグル検索を繰り返し、カテーテルアブレーションという最新の手術を受ければ、

薬を飲まなくてもよくなる。

という、夢のようなことを発見、

はるばる北海道から、横須賀の病院までいって、手術を受けることに。

3年後に、今度は心房細動を発症

今度は、地元、北海道で冷凍カテーテルアブレーションを受けました。

そのあと4年半今は元気です。

薬も飲んでいません。

 

という長い話の1回目です。

 

年表

2013年夏初めての心房粗動

近所の内科に行く

地方の新しめの循環器外科病院(初めてのカウンターショック)

始めの病院に不信感を持ち、勝手に転院

地方の老舗の循環器外科病院通院

抗不整脈薬とサラサラの薬を飲み続ける。

薬代、通院費が馬鹿にならない。

2014年 心房粗動再発

2週連続日曜日にカウンターショックを受ける)

とうとう、薬局前で意識不明になり倒れる。

その地元の病院では、まだ、カテーテルアブレーションを始めていなかった。

主治医にわけを話して、横須賀に行くことを伝える。

紹介状と心電図を入れた封筒をもって、横須賀へ

横須賀共済病院(発作性心房粗動で高周波カテーテルアブレーション)

年に1回の通院3年間・

毎年横須賀までの小旅行

お墨付きをもらい、横須賀共済病院卒業

 

しかし、人生は残酷です。

これから、ストレスを減らして人生を楽しむぞと思っていた矢先

 

その年の冬、卒業したと思ったら今度は、

 

粗動ではなく、心房細動発症

 

地方の老舗病院に再来院

3年の間にこの病院では、治療実績を積み重ねていました。

(発作性心房細動で冷凍カテーテルアブレーション)

半年の投薬

一気に薬をやめると体に良くないらしい。

不整脈薬は強力です。あの、筋肉の塊の心臓に作用するわけですから。

 

不整脈から解放されたのは、2018年の秋

いま、2022年に入りましたが、快調です。

洞調律を保っています。

 

何故横須賀まで行ったのか

心臓をいじる手術はわが地方にはほとんどない。

そこで、ネットで懸命に調べに調べ、その手術の実績のある病院に御三家があることを発見しました。

2013 年当時、横須賀共済、群馬心臓血管、土浦協同病院が候補に挙がりました。

横須賀共済には、神の手ゴッドハンドを持つといわれる医師もいるらしい。

よし決めた、ヒコーキにのっていこう。なんたって心臓止まったらアウトでしょう。

さっそく貯金を下ろしてこよう。

神の手の先生でなくとも結構、そういう病院なら、

症例が多い分、きっといろんなアクシデントが起きてきたろうし、

それに対する策も持ってるはずだ。

それに、病院スタッフも慣れてるはず。

スタッフの熟練度は、手術成功率に関係あるはずだ。

と考えました。
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