合併症はどんなものがあるか、パート2の⑤ 

前回までは、

心房粗動を3年がかりで完治したのもつかの間、

先日こんどは心房細動を発症したわたくしです。

 

細動は粗動よりは苦しくありません。

しかし、心臓がけいれんしている状態とは実に不快なものです。

 

気を付けて生活していたのでがっかりです。

何ゆえに、こんな目にあい続けるのか、

痛い上に10万円以上取られる手術をしなければなりません。

なにも、何も悪いことしていないのに。

 

特に、3年前の心房粗動のアブレーションのあと一滴のお酒も飲んでいないのいもかかわらずです。

今日、主治医と話をして、2週間後の手術が決まりました。

冷凍カテーテルアブレーションのための検査

今日の検査、

①血液検査、

CTを取る時に造影剤を使うので、腎機能が悪いと使えないので、検査が必要で

した。検査結果はよかったです。この造影剤は体がスーッとするそうです。

造影剤の主成分は、CT専用のものです。

鳥かごと金魚鉢

②血圧測定、

あの空気を入れて膨らますやつがありますね、

あれを4つ持ってきて、両足、両手首に着けて血圧を測るのです。

初めてです。造影剤のために、点滴のラインを作っていたので、絞られるとき少し痛かったです。

③CT画像撮影

なんか巨大な円形の中に入って、息を吸って止めてなんてやって取りました。15分ほどです。

この機械は相当高価であると思います。

地方ではななかないのではしょうか。

技術の進歩には驚かされます。

これで心臓の3D画像を作成しました。

手術前に見せてもらいましたが、非常に鮮明なカラーで色分けされた心臓でした。

 

そして、肺静脈の内の一本の径が大きく、バルーンの上限近くなので

難しくなるかもしれないことがわかりました。

血管がバルーンの径以上だとうまくいきません。

 

冷凍バルーンの良い点

医師との面談

冷凍バルーンの良い点は、

合併症の心タンポナーゼが非常に減ったということだそうです。

ニードルのようなアブレーションの高周波の先端がないのですから、これは納得できます。

しかし、ここで、心臓の大きさがネックになりそうなことが判明しました。

CTの結果、一本の血管の径が、バルーンの膨らむ限界に近いので、

少し心配だがまあ大丈夫でしょう。

まあ。80%は治るでしょう。ということでした。

血管の出口に押し付けるので、その出口が先天的に大きいと、バルーンがうまく押し当てられない。

ということでしょう。

心臓がでかいとヤバい?

身長180センチ85キロですから、心臓ももともと大きいのでしょう。

心タンポナーゼは、危険なので、この病院のように、心臓血管外科の先生方が

揃っている。心臓病院の方が安心です。

②横隔膜障害です

横隔膜は、呼吸をするための筋肉の一部ですが、

主に右側の横隔膜を動かす神経の付近を

治療する際に神経が障害を受けると横隔膜の動きが悪くなるということ。

自然回復をすることが多く、また通常はほとんど困ることはないとされていますが。

この神経を刺激をしながら治療を行う場合があります。ということで、

簡単に言うと、神経の流れを確認するために

シャックリをさせながら手術をして、

シャックリに何らかの変化があったら、冷凍を解くということでした。

ネットで調べても発見できませんでした。

 

 

次は、朗報です

今は、CTの性能が大きくアップしているので、血栓の存在もわかるから、

3Dマッピングシステムの威力はすごいです。

あの経食道心エコーはしなくてもいいことになりました

 

尿道カテーテルはやはり逃れられないようです。一応選べるのですが、

手術中に麻酔の量が増えた場合には、やはり、尿道カテーテルの方が安全であるとのことでした。

 

やはり、手術はやってみなくてはわからないことがたくさんあるようですね。

 

確かに、陰部の近いところの血管に大きな穴を開けるのですから、そこから、感染したら大変なことになりますね。

 

以下、次号

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