札幌でカテーテルアブレーションを受けましょう。
札幌でも大丈夫です。
私は、1回目ははるばる横須賀まで行きました。
ゴットハンドといわれる先生がいたからです。
執刀はその先生ではなかったのですが、年間1000例は、さすがだなと感じたものです。
循環器内科という診療科があることを知ったのは、初めて心房粗動の発作に見舞われた時です。
心臓の病気に無知だった私は病院選びに苦労しました。
今はネットがありますが、ネットの情報は信用ならないものも多く
見極めるのが大変です。
ネットでの口コミも重要な要素ですが、
特にスタッフについて私は着目しています。
よく、院長の好みで同じタイプのきゃぴきゃぴギャルの大勢いる病院があります。
私はそういう病院は二度と行きません。
命がかかっているからです。
ベテランから若い人までそろっているところ、
研修制度がきちんとあること、
ワンマン院長でないこと
院長が定期的にテレビに出ていないこと
きちんと説明をしてくれること
そんな普通のことが大事です。
札幌でもアブレーションができる。
そう確信したのは、冷凍カテーテルアブレーションが紹介されたからです。
医師の力量にあまり頼らないメソッドが完成したのです。
私は2014年春、一回目のカテーテルアブレーション心房粗動を横須賀で受けました。
3年後、今度は粗動ではなく心房細動を発症
そして、札幌大〇病院で2回目のアブレーションを冷凍のやつをやりました。
一回目を受ける前、粗動で札幌大○病院に通院していた私は、
1週間の間に2度も発作を起こし、
薬局で薬を受けとるの待つ間に、そこのソファで意識不明になり、車いすに乗せられ、いきなり緊急入院。
粗動は止まらずに、電気ショックで止めました。
札幌大〇病院はまだ地下鉄宮の沢、石屋製菓のとなりに移転前する前の話です
緊急入院から退院する時には、もうカテーテルアブレーションしかないと心に決め
主治医に相談したら、快く紹介状を書いてくれました。
当時、大○病院は、アブレーションを始めてませんでした。
紹介状には、発作時の心電図が添付されています。
それをもって、妻と飛行機に乗りました。
ゴールデンウイークに私は、横須賀にある横須賀共済病院に
診察を受けにはるばる札幌から飛びました。
そして、一回診察を受けカテーテルアブレーションの予約をして、
8月の夏休みに初のアブレーションを
受けたいと思って行ったのです。
当時は、6カ月待ちが普通でした。
この病院には、不整脈専門のゴットハンド高橋先生がいらっしゃたのです。
超有名で、TVにも出演されていました。
2014年当時カテーテルアブレーションは黎明期、その中でも、
横須賀共済、群馬血管、土浦協同の3つがダントツの実績でした。
情報が少なく、いまや昔懐かしの2chで情報を収集しました。
高周波のアブレーションは、
肺動脈をブロック状に焼く、肺静脈隔離の
術式が出始めたころでした。
術者の力量とスタッフの育成に再発率や手術時間の長さが左右される時代でした。
それで、実力病院に全国から患者が訪れる状況でした。
そして、心房粗動の手術を、横須賀共済病院で受けました。
その時は、診察して予約を取って札幌にいったん帰ろうと思って行ったのですが、
紹介状をじっくり読んだその若い先生は、
粗動のアブレーションは、細動のアブレーションと違って、
肺静脈隔離ではなく、簡単で静脈がついてないほうの心房内を
電気信号が旋回しないようにぐるっと
一種焼くだけだからすぐできますといわれ、
せっかく北海道から来たのだからと、
すぐ入院、1週間後には手術ができました。
紹介状を書いてくれた札幌の主治医が有名な人だったのかもしれません。
のちの話になりますが、この大○病院は宮の沢に移転、超最新医療のできる
素晴らしい最新機器設備の新しい病院になります。
そして、2度目のアブレーションは、ここで冷凍アブレーションを受けることになるのでした。
徹松は、冷凍アブレーションのカテゴリでご覧ください。
幸いにも、完治したので、名医に巡り合えたといえるでしょう。
そして、見事成功、今は薬なしの快適な生活を送っています。
あの当時札幌では、まだやっている病院はあまりなく、
カ〇ス札幌が有名で、実績を積んでいました。
札幌ハ〇〇センターは、
週一で医者が東京から来ていました。
ほかは、ほとんど知られていない頃です。
今は、札幌でもたくさんの病院がカテーテルアブレーションをしています。
第一選択と考える人が増えたのと、バルーンでのアブレーション技術が確立されたからでしょう。
年間10万件、当時から見ると2倍、3倍の勢いです。
根治治療というのがいいですね。
成功率もドンドン上がっていることでしょう。
書類を整理していたら
こんな書類が出てきました。
お知らせ
入院患者さんへ
他医に受診の際はお申し出ください。
平成22年4月の医療報酬改定に伴い、入院中のすべての方は他の医療機関を
受診される際に、入院中の医療機関からの文書を持参しなければ、保険による
受診ができなくなりました。
他の医療機関への受診を希望する場合は、必ず主治医または、ナースステーションへ
お申し出ください。
なお、文書作成に係わる費用はかかりません。
院長
今は、ネットで口コミを見たりしますが、結局信頼性に欠けるのではないでしょうか。
口コミは、話半分で見なければなりません。
つぎに、ランキングを見ますね。
アブレーションは経験が重要です。
しかし、本当の数字か、また不安になることがあります。
宣伝のために水増ししていることはないのかなど、
疑心暗鬼になります。
名医のいる病院とかいう本も見たりします。
しかし、カテーテルアブレーションは、やはり、
治療実績が多いところを選びたいですね。
しかし、それもまた、ネット上の情報ですが。
心臓手術といったら、一昔前は本当に大変なこと。真剣になります。
なんでも、かんでも手術実績に加算し、どんどん成長していこうという新興勢力もあります。
成功率はどうなんでしょうね。
再発率を堂々とホームページに載せているのは横須賀共済病院です。
治療実績を水増ししているのではないか?と疑いだしたらきりがないですが
また、病院の雰囲気も大事です。
病院の場合、腕のいい院長が一人いればOKみたいな感じでは全快は難しいでしょう。
やはり、
①医者がきちんと説明してくれる。
②ベテランの看護師がいる。
③効率化、分担を意識している。
①説明不足というのは、医者にとっては日常でも
患者にとっては初体験だからです。それをわかって、
納得するまで説明してくれる医者がいい医者ではないでしょうか。
②看護師さんが、若い人から、ベテランまでそろっている。
研修制度や待遇がいいとやる気があってこそ、
親切な看護師さんになります。
③いまは、受付業務を外注している病院も増えてきました。
感じの良い、デパートの受付に座っているような親切な人が、
受付機の前で微笑んでいる。そんな、病院がいいですね。
効率化で職員の待遇もアップします。
まず、きちんと訓練された医師が常駐していることと、
サポートスタッフが揃っていることが第一ですが、
カテーテルアブレーションの学会もあります。
主治医が学会の会員がどうかも調べられます。
今回の冷凍バルーンなど、最新、最先端の機器がそろっている専門病院がいいですね。
CTでも最新のものがあれば、心臓のマッピングも容易です。
いわゆる心臓病院、循環器内科が充実している地域の基幹病院がいいですね。
万が一、心タンポナーデなんて合併症を思い浮かべたなら、
心臓血管外科があれば安心です。
人間は、何か目標がなければ、生きていけないもの。
生きがいですね。
どの会社でも、そこのところでうまくも行き、失敗もするんです。
いわゆる、理念というものです。
どう、人の役に立ちたいのかということです。
いくら、ゴッドハンドの医師がいても、スタッフが育ってなければ結局は手術は成功しないでしょう。
よく有名医師が出張で行うということもありますが、スタッフは大事です。
一つしかない自分の心臓を預ける、これは結構難しい問題です。
運ということもあるのかもしれませんね。
出会いというものは、だいたいは運ですね。