冷凍カテーテルアブレーションが主流になっているのでしょうか

不整脈は急にやってきます。特に自律神経の交代時間、夜明け付近が危ないです。

ドキッとするとヒヤッとします。

そして、続かないように祈ります。

今の主流は、冷凍カテーテルアブレーションでしょうか。

不整脈の根治治療、開発されたのは最近です。

徐々に実績を積み上げてきました。

 

これまでは、、薬が第一選択でした。

ワーファリ―ンを中心とした投薬でレートコントロールをしていました。

 

昔の心臓手術は開胸でした。

それがいまでは、カテーテルの技術が進歩し、

またCTスキャン、血管造影剤の進歩と、3Dマッピングの技術革新。

低被ばくX線の活用など目覚ましいです。

この術式は、肺静脈をぐるっと隔離する方法が確立して、

飛躍的に根治率が高まったことにあります。

始めは高周波の電気メスのようなもので、点をつなぎ合わせて焼いていく非常に手間のかかるものでした。

しかしながら、根治治療となりうる外科的手法で、成功すると薬を飲まなくてよくなるということが

患者を引き付けて、どんどん選択されるようになりました。

 

しかし、レントゲンを見ながら、点と点をつなぎ合わせるには技術と時間がかかります。

レントゲンんを受け続けるのは体に良くありません。

そこで開発されたのが、バルーン方式。

今まで肺静脈4本を囲み四角く焼いていたのを、

4本の静脈の出口に一個一個にバルーンを押し当て極冷のガスを送り込み

血管の出口をキレイにバルーンに沿って焼く、これを4回繰り返すだけの

冷凍バルーンカテーテルアブレーションに変わりました。

ものすごい時間の短縮を物にしました。

 

多くの病院が採用しています。

 

さらに、内視鏡の先にバルーンを付けてよく見ながらできるというものまで現れました。

素晴らしいですね。

不整脈の今までのカテーテルアブレーションは、技術的な難しさから、病院選びが大変といわれていました。

いわゆる、ゴットハンド名医のいる病院に全国各地から患者が集まるといったことが普通でした。

私も、一回目の高周波のカテーテルアブレーションは、北海道からはるばる横須賀まで行きました。

横須賀には有名病院があるのです。

横須賀中央駅の近くのセントラルホテルに泊まりました。

そして、近くのデパートのデパ地下の生寿司のパックがおいしいんです。

北海道民はいつもおいしいものを食べているわけではないことを思い知らされました。

本当においしい。マグロだけでなくほかの魚もいいし、酢飯もおいしい。

感動しました。

行って、試して見ないとわからないことがたくさんあります。

私が、初めてアブレーションを受けるために調べた時には、高周波で点状に焼きながら、

異常電流を遮断するというものでした。

特に、肺静脈の出口付近は、異常電流が出やすいのでそこを

四角く全体的に隔離するというのが最新のものでした。

 

または、葉山のホットバルーンがよさそうだとか、いろいろな情報がありました。

 

カテーテルアブレーションをしても、再発があることはよく知られています。

なぜなら、2回目、3回目とアブレーションをする人が多いからです。

私も、2回しました。

2回目は冷凍バルーン、クライオアブレーションをしました。

 

 

 

 

 

このバルーン方式は、点状に焼きながら隔離する方法とは違って、肺静脈の入り口にバルーンを押し当てて

極低温のガスで冷凍凝固し電気信号を遮断します。

 

日本メドトロニック社製

手術時間が短く、(被ばく量が小さい)ことや腕の差が出にくい、痛くない、

冷凍なのでしっかり壁にくっつくき、ずれないなど

良い点が多いので、手術件数が増えてきています。

各病院での手術実績の数字も分けて記載されるようになりました。

 

私も、2回目は、地元北海道の病院ですることができたのです。

幸運なことに、約4年たちますが、再発せずに過ごしています。

一番いいのが、成功したら、薬を飲まなくていいことです。

前までは、血液サラサラの薬と心臓の薬を毎日飲んでいたのです。

薬代も馬鹿にならず、薬代月々5~6000円と通院費もかかっていたのです。

 

もう4年も病院には行っていません。

もし、再発したら、3回目もやるでしょう。

その時には、もっと技術が進歩していることを期待します。

特に尿道カテーテルの部分、あれは、痛いですね。

しかしながら、不整脈とは永遠におさらばしたいですね。

ストレスをためないことが大事です。

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