カテーテルアブレーションでの、血液検査の項目で注目すべきなのは何でしょうか。
今は血液検査が早く終わりますね。
迅速検査というのか大病院では良い機械があるのでしょう。
循環器系の血液検査ででてくるのが、
BNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)検査です。
入院前、この数値が高く引っかかっていました。
当然です。
18.4以下でなければなりませんが、
私の場合は上昇し80ぐらいまで上がっていました。
この値は、心不全の検査で使われるもので、
心臓から出るホルモンです。
自分の心臓を助けるために送られる援軍ホルモンです。
このホルモンは、心臓の調子が悪い時に出てきて、
心臓の働きを助けるもの、利尿作用とうっ血を解消する効果があります。
数値が高いということは、心臓の調子が悪いことを指します。
実際の症状がなくても、このお助けマンが出動すると、
心臓に何らの危機があるとわかるのです。
100を越えたら、専門医の診察を受けた方がよい、とされています。
心エコーやCTをとってみる必要があります。
500を越えたら入院です。
カテーテルアブレーション手術から半年書類整理をしています。
手術前の血液検査の結果が出てきました。
心臓の調子が悪い時のデータです。
手術前で心房細動状態ですから、心臓の調子が悪いのはわかりますね。これから、心不全に移行すると危険です。
階段を上るだけで息切れ、動悸などに悩まされていました。
今思えば、あっという間でした。全身麻酔でぐっすり寝たこと、尿道カテーテルが痛かったこと、
尿道カテーテルを抜いた後の、第一回目のおしっこが痛くて痛くて、
すぐに、職場に復帰したことなど、走馬灯のように思い出します。
しかし、わたくしの人生は、苦難が続きますな。
4年前の粗動、高周波アブレーション、
昨年11月の細動、冷凍バルーンアブレーションと病気続き。
4年前から、一切のアルコールを断つことになりました。
ビールはノンアルで我慢しているのです。
睡眠時無呼吸症候群でも心臓に負担がかかります。
慢性の心不全になると、ポンプが調子が悪いわけですから、
末端の足先がむくんできます。手先も白くなり
顔色も青く悪くなります。
新鮮が血液が回らないので、酸素不足になり、また老廃物を輸送できなくなってくるのです。
これでは体が弱ってきます。
そして、体に水がたまり始めます。(いわゆる、むくみ)
むくんで来たら、
心臓がヤバい
人の体は、これではいかんと、心臓にカツを入れます。
しかし、鼓動が弱いので血液を送れません、その結果、
いっぱい送ろうとして、心臓が肥大し始めるのです。
心エコー検査をしなければなりません。
心臓の動きと、血液の排出量を測定するのです。
これが、慢性心不全です。
じっくり、投薬で治します。もちろん、ストレス、高血圧、肥満も要因になります。
急性もありますね。
よく、急性心不全でお亡くなりになりました。というのは、劇的に心筋がやられて、すぐ死に至るものです。
突然死といわれるものは、この心不全や、くも膜下出血、脳溢血です。
準備ができないまま死に至るキビシイ病気です。
お世話になったあの人に、ひとこともかけることなく逝ってしまう。
普段から、感謝の言葉をのべておきましょう。