アブレーションのリスクよりカウンターショックがいやだ。

心房粗動は薬、点滴ではなかなか止まりません。

カウンターショックで洞調律に戻します。

カウンターショックは、体に負担がかかります。

麻酔下で行われます。

 

カウンターショックは、家族が見ると結構ショックなので

見せないようにしましょう。

よくテレビで見かける、チャージ、離れて、バーンです。

 

体が、跳ね上がります。

 

AEDはいろいろなところで見かけるようになりましたね。

心臓に電気的な刺激を与える装置です。

チャージ、パッドになにかをぬりぬり、はい、離れて

バーン。

カウンターショックは、都合3回しました。

なぜなら、心房粗動は薬では止まらないことが多いからです。

カウンターショック

カウンターショック、他にAEDなどの除細動器がありますね。まとめてみると。

カウンターショック(DC)(直流電流)

QRS波に同期させて通電

頻脈性心房細動

心房粗動

発作性上室性頻脈

心室細動

心室性頻脈

医師が、電流量を調節しマニュアル操作で行う

カルディオバージョン AED(除細動)

致死性不整脈に適応

QRS波に同期させないで通電

AEDはオートマチックで、医療関係者でなくても使用可能。

カウンターショックは、一発で治るので気持ちがいいですね。
いきなり楽になるのです。不快な、胸のもやもやが取れてすっきりします。

3年に1回ぐらいなら、薬を飲み続けるよりイイかもなんて、考える人もいるようです。

しかし、3年もつかどうかはわからないし、心臓も何回も刺激を与えられたらいい気はしないでしょう。

AEDは、急速に普及しました。公民館やスーパー。学校などにありますね。

それに、麻酔なしでは、かなり痛いでしょう。皮膚の表面がわずかですが、

 

やけどでヒリヒリすることがあります。直流電流を流すのですから

当たり前ですが。

また、かなり、体が飛び上がるので、家族には見せられません。

トラウマになっちゃうかもしれません。

「心房粗動はどうにも止まらない」

 

はじめは、まず点滴をします。抗不整脈薬です。しかし、体に負担がかかるのがわかります、

体が重くだるくなるからです。

 

心拍数は、150から100ぐらいまで落ちますが、まだ苦しいです。

粗動の場合は、早い段階でカウンターショックをして

もらった方が楽というのが印象です。

 

初めての時は、カウンターショックで止めてから、約3年後に再発しました。

そして、カウンターショックでまた止めこれで2回目、そのわずか1週間後に再発、そして、3回目をしました。

心房細動では、カウンターショックはしませんでした。

2回目のアブレーションをする覚悟を決めていたからです。

 

心房細動は、薬を飲めば我慢のできる不整脈です。

それに対して、心房粗動は、心臓がバクバクして、とても眠られない、息苦しい不整脈です。

 

私の発作は、全部、日曜日の出来事です。月曜からの仕事がどれだけストレスになっていたのかわかりますね。

典型的な、サザエさん症候群です。

笑点症候群ともいいますが。日曜日の夕方にメランコリーになる気質です。

 

そのあと、抗不整脈の点滴2本をうって、100まで心拍数をさげて、薬をもらって

帰ろうと、薬局で待ってたところ、貧血を起こし意識を失い、受付の床に倒れました。

そのまま、緊急入院しました。

そして、3回目のカウンターショックで洞調律に戻しました。

これで、気持ちが固まりました。

「カテーテルアブレーションをしよう」

「心臓の手術だから、失敗はできない、

ゴットハンドのいる、横須賀に行こう」

ということに。

 

1回目のアブレーションは高周波で横須賀でやりました。

 

それから、3年のうちに技術はどんどん進歩して、御三家に限らず、全国の病院で実績が積まれ

安心して地元で治療が受けれるようになったのです。

 

その中でも、冷凍バルーンアブレーションが安全で、時間が短く効果的なことも知りました。

今までの、高周波での技術の蓄積と、冷凍バルーンアブレーションの併用で、完治率が大きくアップしています。

有難いことですね。

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