認知症は世界中で問題になっていて、英語ではディメンシャといいます。

アルツハイマー型が多いようです。

私の体験からすると、

第一段階、お金に関するトラブル

第2段階、テレビ、新聞を読まなくなる

第3段階、昔のことは良く覚えているが、短期記憶が5分程度になる

第4段階、死んだ人が次々生き返る。

 

少し物忘れが激しくなってきたなと感じていたころ、

まだ、施設に入れようとは全く考えてなかったころ。

まだまだ大丈夫と思ってましたが。

認知症は、坂を転がるように悪くなりました。

 

旅行好きで、よく一人で出かけていたのですが、ある日キャンセルがうまくできないと訴えてきました。

次に、デパートでカードで高価な買い物をしてしまって悔やんでいました。

通帳をどこかにしまい忘れておちこんでいました。

 

言葉は、悪いですが、「まだら呆け」でした。

 

ある日、友達との約束を失念して、すごく傷つき、

自ら、施設にはいらなくてはと感じたようでした。

 

自分で近くの介護施設を見学に行ったりしてましたが、

 

坂を転がるように、ドミノが倒れるように認知症はパタパタと進み、

 

兄弟で話し合って、いい施設を探し手続きを慌ててしました。

その間、

僅か1か月です。

 

施設に入るころには、あっという間に要支援段階まで進みました。

 

物忘れ外来も行きましたが、なにも、手当てができません。

年を取ったということです。

 

飲んでいる薬の管理も全くできなくなりました。

お薬カレンダーは買ったものの、全く使えず。

 

そして、サ高住施設に入ったらすぐ、要介護1

 

そこのサ高住は、介護付き有料老人ホーム併設だったので、

同じようなサービスを受けることができました。

まずは、服薬の見守りから始まりました。

 

第一段階

認知症の初めの段階は、お金の管理ができなくなるので、疑心暗鬼になって

子どもや親せきが自分の預金を使い込んでいるのではないかと疑う、

何度説明してもすぐ忘れるのでトラブル発生、

 

通帳を手放さず、いつも手元に置こうとします。

「私のお金を勝手に使っているんでないかい」

 

使い込んでいるといわれた子や親せきは、

非常に憤慨、

ケンカに発展、

 

しかし、もうお金の管理はできません。

 

カードで高額なものを買ってしまいます。

お金使いが荒くなってきたら、黄色信号です。

デパートに一人で行くととんでもない高価な物を買ってくることがあります。

 

誰かが、通帳を預かることになります。

 

でも、全然大丈夫です。

 

この段階はやがて終わります。

お金への執着は薄れていくのです。

 

認知症は進行性の病気です。

やがて、症状は変わるのです。

 

いつでも、笑顔で接しましょう。

のんびり、慌てず、高いところから見下ろすように付き合いましょう。

 

しかしながら、現代人はいかにお金に縛られて生きてきたのでしょう。

この執着は、誰にでもあるものでしょう。

 

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