いきなり入院、カテーテルアブレーションをやるために⑧

なんと、家内と二人っきりで旅行するのは、子どもが生まれてからは一度もなかったので、実に

20何年振りの出来事だったのです。

新婚旅行はハワイでした。何故かそのことを唐突に思い出しました。ワイキキの中級のホテルでした。あの当時は非常に豪華でした。

日焼けをしました。スキューバダイビングもしました。でっかいハンバーガーも食べました。

なぜ、そんなにお金があったのか、今となってはわかりませんが。

若いときから、楽天的で無鉄砲だったのでしょう。

 

しかし、今回は楽しいことが一つもなく、発作におびえて青白い顔で行くのです。

ネットでJALにアクセス、2泊3日の予定でとりました。次の週末です。

日曜に横須賀について、月曜日に病院へ行く予定です。

診察予約が終わったらすぐ帰る予定です。

 

ちょうどゴールデンウイークということで、混んでるかなと思いましたが何とか取れました。

横浜のホテルは奮発して、じゃらんで、ハイクラスに入るホテルを予約しました。

 

 

病院の紹介状を何度も確かめ飛行機に乗り込みました

日曜について、横浜の街ををブラブラ歩きました。家内と二人だけで旅行するのは、実に20年以上ぶりなので、

距離感がつかめませんでした。

 

これまでの人生は、なんて考えました。これからどうなるのだろうということです。

横浜は好きな街で、一人では何回か来たことがありました。

 

ホテルの部屋はまだバブルですかというぐらい豪華でした。建てられたのがちょうどバブルの時期ですね。

横浜の夜景と、スイートの部屋、はしゃぐ家内をしり目に、どんどん不安がつのってきました。

 

なんだかというドラマでも使われたホテルで、

これとおんなじ部屋でキムタクがどうしたこうしたという話を聞かされました。

目のまえの観覧車をみながらやれやれという気分でした。

 

さて、翌日、京急に乗って横須賀中央駅まで行きます。

結構かかります。ドキドキしてきました。

車窓から横須賀の街が見えてきます。小泉さんの地元なんだよなとか言いながらつきました。

駅から歩きます。

 

ピンク色の建物が見えてきました。いよいよ病院についたのです。大病院です。受付がわかりずらいです。

循環器内科の初診をうけます。保険証を出して、色々書きました。心臓は、今のところ平常運転です。

でも、いつ発作が来るのかがわからないから、アブレーションを受けに来たのです。

心房粗動でカテーテルアブレーションを受けたいので、診察を受けて予約したいということを伝えるだけですが。

ネットによると、その当時は、2~3月待ちが普通でした。だから、だいたい夏ごろになるのかなと考えてました。

ネットの情報では、北は北海道から、南は沖縄まで全国各地から集まってきているという情報もありました。

 

待ちました、すごく待ちました。神の手といわれる先生は、予約しませんでしたのに。

そこまでではないだろうという気持ちでした。もっと症状の重い人もいるのでしょう。

いよいよ、名前が呼ばれました。さて、運命のお医者さんは、どんな人?

 

若い、というのが第一印象です。最新技術だから、若くても腕があるのだろうなんて考えました。自信があふれていました。

個人的にはイイと思います

しばし、紹介状と、心電図を見直していました。

 

札幌の病院のあの兄に似た先生は、丁寧な紹介状を書いてくれたようで、敬意をもって対応してくれました。

自分は知らないが業界では有名な病院だったのかもしれません。有名な先生だったのかもしれません。イイと思います。

 

「典型的な、心房粗動ですね。信号が回転して心拍数が3倍にしなっている。この心電図は心房粗動ですが、

こういう場合、心房細動も合わせ持っていることがよくあります。」

少し暗い気分になりました。

 

 

なぜなら、心房粗動はアブレーションの成功率が90%だが細動は50~60%だとどこかに書いてあったからです。

油断はできないですが、北海道から来たんですよね。これだったら(粗動だけだったら)、スケージュールに空きがあればすぐできそうだな。

ちょっと待ってください、今確認しますから

おもむろに、電話を取って、あちこちにかけ始めました。

はい、確認しましたら、

今から検査して、3日後ぐらいに手術が出来そうですね。

どうしますか。

・・・・・・・(約10秒)

 

はい、お願いします。

私の人生が急展開をし始めました。会社にも休みが取れるかどうかも聞いていません。

とにかくやっちゃおう。ここでやらなくてどうするの。と思いました。

よし、これも何かの縁だ、やりますよ。

 

即入院です

 

今回、顔みせをして、夏ぐらいに手術という計算をしてきたのですが、もう決めちゃいました。

この決断力は我ながら凄いと思います。

 

家内は荷物を取りにホテルに戻りました。果たして、一人で行って帰ってこれるのでしょうか不安です。

家内はもう一泊あの豪華ホテルのスイートに一人で泊まることになりました。

私はそのまま病室に連れていかれました。待ったなしのアブレーションへの旅が始まります。

以下次回

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