近くから見ると悲劇、遠くから見ると喜劇 BY チャップリン

仕事を辞めたい。

もう起きたくない。

など、疲れているときがあります。

ゆっくり寝ればいいのですが、

木になって眠れないのです。

たまに、

 

よし、これをしようとか、

今度はこれを頑張るぞなど希望を持つことがありますが、

なかなか長続きしません。

 

夢は必ずかなうと信じる力持続しないのは、

人間の弱さなのかもしれません。

 

一番、へたるのは、他の人と比べてしまうことです。

するい人、悪い人が甘い汁を吸っているのに、天罰がくだらないのは何故なのだろう。

調子のいいだけのやつが、出世して、上司になったものなら、絶望を感じるでしょう。

 

しかし、家族のためには我慢しなければならない。

そうであるならば

実につらいですね。

 

 

そんなときどうするか。

るつぼの中では、いい考えは浮かびません。

他の視点が必要です。

 

 

チャップリンは言いました。

 

近くから見ると悲劇

遠くから見ると喜劇

 

当事者は、大慌てで走り回り、弱音をはきながら右往左往、

しかし、視点をずっと上げて、上空からその様子を見るとなぜか滑稽だ。

 

もともと、宇宙から来た私たちが、小さなことにこだわりすぎだよ。

と思えれば、気分が少し落ち着きます。

 

スケール感を変えることです。

 

北海道旅行をした人が、驚くことに地図の縮尺があります。

北海道はとても大きいので、いつもの感覚で地図を見て失敗するのです。

 

札幌市 前田森林公園 秋

 

大きな人は、色々のみこんでそして、

微笑むことができます。

怒りがあっても、その怒りを人に見せることはありません。

そして、こんな自分でも怒れるエネルギーがあるんだと、

逆にほっとするべきです。

 

夏目漱石の小説もそんな上空から人間界を見るというところがあります。

吾輩は猫であるも坊ちゃんもそうです。

 

渦中にいるからこそ、視点をグッ打ち上げて、

上から見ることで冷静になれるのです。

 

 

 

 

 

 

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